呼吸器内科・アレルギー科
あべのハルカスメディカルプラザ22F
中島アレルギー・呼吸器内科クリニック

呼吸器専門医・アレルギー専門医

慢性閉塞性肺疾患・呼吸器疾患

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院長 中島宏和

医学博士

・日本内科学会 認定医

・日本呼吸器学会呼吸器専門医

・日本アレルギー学会
 アレルギー専門医

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慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease;COPD)について

 今回はCOPDについて考えます。COPDは、気管支中枢部や肺の末梢の方の炎症が進行し、前者なら慢性気管支炎、後者なら慢性肺気腫と呼ばれる状態の総称です。下に慢性肺気腫患者さんの胸部CTを供覧しますが(日本呼吸器学会のガイドラインから)、肺がスカスカのスポンジのようになっているのがおわかりになるでしょう?このCT所見は、重症肺気腫の典型例で、正常な肺がほとんど認められません。COPDの原因は、長期にわたる喫煙と深い関係があります。

 中高年で、喫煙者で、咳、喀痰、息切れがあり、心疾患がない時、COPDが疑われます。COPDは前述のように、慢性気管支炎と慢性肺気腫の総称ですが、病態の中心は炎症による気流制限で、最も高い危険因子は喫煙です。喫煙開始年齢が若年であるほど進行しやすく、COPDのリスクの80-90%を占めます。喫煙率は、先進諸国の平均が男性40%前半、女性20%台に対して、日本人は男性60%弱と高く、女性は15%前後ですが近年増加傾向にあります。

 

 COPDの重症度分類は肺機能検査の結果で行われます。一秒量といって、一秒間にどれ程息をはき出せるかという指標で分類します。気管支拡張薬吸入後の一秒量と努力肺活量の比が70%未満の場合COPDと診断できます。治療の第一歩は禁煙です。

 

 喫煙者はまずは禁煙し、是非基本的な検査を受けにいらしてみてください。

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